うつになるほど自分を追い込むくらいなら、全て投げ出して逃げていい 

 前職で可愛がっていた後輩が、精神を病んで会社を休んでいると言うことを、その後輩と仲の良かった彼女から聞いた。めちゃくちゃ辛い。そんなぼくも、過去に病んでしまったことが2度ある。だからこそ、もう同じ思いをする人をこれ以上絶対に増やしたくないんですよね。逃げてもいいんだよ。今悩んでいる人、良かったら少しだけ話を聞いてほしい。これは、きっとあなたの考えを大きく変えるものになるはずだから。 

  

  

会社を辞めて2年が経った。 

 

日本のへそにある世界的な大企業。 

地元・愛媛の田舎を飛び出し、新卒で入社して4年と3ヶ月を過ごした日々は、決して穏やかなものではなかった。 

  

「絶対に実家には戻らない。一人前になるまで頑張ろう」 

そう誓い、これからの未来にドキドキしながら、緊張しながら、ぼくは初めての土地に足を踏み入れた。  

 

 

だが、勢いがあったのは初めの半年だけ。 

それから少しずつ笑顔が減っていった。 

 

ぼくは、その会社で常にもがき苦しんだ。 

9割が人間関係で、残り1割は自分のキャリアへの不安で。 

   

これが社会だ。と自分に言い聞かせてみても、納得できないことばかりだった。

周りに合わせて流されて行くうちに、いつしか、自分の本当の気持ちがわからなくなっていった。 

 

自分は、なんでここに来たんだっけ。 

前向きだったぼくも、気づけば不満ばかりを口にするようになっていた。 

 

生理的に受け付けない人と共に過ごす時間は、どうしてもストレスだけを残す。 

 

そうして、徐々に荒れていったぼくの周りから人は離れていき、とうとう居場所をなくした。 

  

 

何度、朝が来なければいいのにと願ったのか思い出せない。 

 

それでも、辞めたいと口に出しながらも、ご飯が食べられなくなる恐怖からひたすら耐え続けた。  

  

ストレスから、持病のアトピーが極端に悪化して入院したりもした。 

それでも、逃げなかった。いや、逃げられなかった。 

 

逃げるのが、怖かったから。 

 

———-

共に専門学校時代を過ごした、多くの友人が言ってくれた。 

「やめるなんてもったいない!頑張れ!」と。 

その言葉は時に力強く背中を押してくれ、そして時に、ぼくを苦しめた。 

  

 

そして、4年目の秋。 

 

ぼくはとうとう、うつになってしまった。  

 

顕著な症状は、好奇心の摩耗と無気力。そして、不意に涙が止まらなくなるような情緒不安定だった。 

会社に行けなくなり、一日中ベッドから天井を眺めていた。 

   

ぼくは、もう逃げてしまいたかった。 

 

逃げる、ではないかもしれない。 

  

 

消えて、無くなってしまいたかった。 

といった方が正しいかもしれない。 

  

 

——— 

 

それから更に1年後。

もがき苦しんだ末に出した答えは、「退職」だった。 

 

2017.07.04

ようやくぼくは自分の意思で会社に別れを告げ、晴れて無職になった。 

  

この頃には、次第に前向きな本来の性格を取り戻していた。 

これからどうしよう、と言う不安よりも、これからどんな人生を作っていこう、と言う前向きな考えがぼくを包んでいた。 

 

辞めた数日後、緊張の糸が切れたのか、またうつになってしまったが。 

  

 

それでも、約1ヶ月で本来の自分を取り戻した。 

またゼロから始まる。 

 

ぼくは不安と共に、大きなワクワク感を胸に抱いた。 

  

———–

 

ぼくは今、夢を見つけて幸せに生きている。 

 

具体的には、映像作家になりたいのだ。 

そのために、まず借金を返して、活動資金を稼ぐ必要がある。このブログを書く理由も、そこにある。 

 

 

世間では「負け組」と言われるかもしれない。  

  

でも、あの時「逃げてよかった」と心から思う。 

 

ぼくは、自分の人生を生きているから。 

  

  

 

今、批判覚悟で言いたい。 

 

うつになるほど自分を追いつめるくらいなら、全て投げ出して逃げていいと。 

 

逃げても人生は終わらない。  

 

いま負けても、人生に負けるわけではない。

人生はやり直せるから。 

  

そして、落ち着いたらまた歩き出せばいいから。  

 

 

どうしても辛いなら、逃げろ。  

 

 

逃げたって、死ぬわけじゃないんだから。 

   

 

 

———

 

うつ病患者は世界に3億人

今の社会、優しくて真面目な人ほど、うつになってしまいやすいんですよね。 

  

世界でうつ病に苦しんでいる人は約3億人いるそうです。 

WHOによると、 うつ病に悩んでいる人が世界で 3 億人に上ると推定してい ます。

世界と日本と自分のうつ病-日本WHO協会

  

これって、異常ですよね。 

 

うつになるのは、言いたいことが言えなかったり自分の納得いかない生き方が長く続くことが原因だと思います。 

 

優しい人ほど、「自分が我慢すればいい」「自分が成長すればいい」と考えがち。 

確かに、それで解決するケースもあるでしょう。 

  

 

それでも、いざという時に「助けて」と言えなくなったり、「もう少し頑張れる」と自分のキャパを見誤ったりしかねません。 

当事者として頑張っていると、得てして客観的な判断はしにくいんですよね。 

  

 

本当は、みんな初めから「逃げる」という選択肢は持っているんです。 

 

それでも、「逃げたら負け」という考えや、「自分に負けたくない」「恥をかきたくない」という考えが邪魔して来て、逃げるという選択肢を捨てちゃうんですよね。 

 

“みんな頑張ってるから”

 

“逃げたら、バカにされるから”

 

 

そうして、一人孤独を深めていく。 

  

…。 

 

 

それでも、一人一人得意なこと、不得意なことってありますよね。 

  

  

何をストレスと感じるのか?何が得意で、何が不得意なのか? 

どれくらいのストレスがかかっても大丈夫なのか? 

  

たとえ他人と同じことをしていても、僕たちは一人一人違う人間です。 

 

僕たちは、みんな一緒ではありませんからね。  

  

 

まずは、その事実を再認識しましょう。   

  

  

悩み続けると冷静な判断ができなくなるって知ってる?

  

すでにうつになる程消耗しているなら、冷静な判断はできない状態になっています。   

 

人間って、怒りとか悲しみみたいなネガティブな感情に支配されると、IQが著しく下がるんですよ。つまり、論理的な考え方ができなくなる。  

  

 

脳にある扁桃体が原因なんですけど、ネガティブ感情を増幅して、よりネガティブな感情に支配される、また怒る、怒りを増幅する、、、という悪循環に陥ります。

  

 

そんな状態で、逃げても上手くいくかどうかなんてわかりませんよね。 

  

確かに、逃げてもうまくいく保証なんてありません。 

 

でも、続けてもうまくいく保証もないです。 

 

だったら、少しでもうまくいく可能性が高い方にかけてみた方がいいと思いませんか? 

 

 

自分に勝つとか負けるとか、世間体とかって、お墓まで持っていけませんよ。  

    

 

ぼくは二度体を壊したからこそ、思うんですよね。 

  

 

一番大事なのって、誰がなんと言おうと「自分の体」だって。   

  

 

勝ち負けなんか、クソくらえですよ。 

 

   

今の土俵で負けても、別の土俵で戦えばいいだけの話ですから。 

 

イチローが、バレーボールより野球に向いているように。 

あいみょんが、コンビニ店員より歌手に向いているように。 

 

それぞれの、上がるべきステージに上がればいい。 

 

 

逃げるじゃ無いです。  

 

ステージを変えるんです。 

  

  

逃げることは、ネガティブなことじゃない。 

むしろ、自分をいい方向に持って行こうとするポジティブなことですからね。 

 

 

最後に

最終的に決断するのは自分です。 

  

誰に相談しても、腑に落ちないことはあるはず。そして、見えないからこそ、恐怖を抱くんです。  

  

 

それでも、僕はあえて大丈夫だと言わせてもらいたい。 

  

 

逃げても、僕たちは何度でもやり直せるから。 

 

  

 

今思えば、当時のぼくは自分のことしか考えていませんでした。 

アドラーは言いました。  

自分のことばかり考えていると、うつになる。

と。これは真理だと思います。  

  

ただ、辛い状況に長くいると、当然自分のことばかり考えてしまいますよね。自然なことです。 

  

 

逃げても大丈夫だよ、なんてことは気軽に言えません。  

  

でも、逃げてもやり直せるよ、と言うことだけは、自信を持って伝えたいです。

 

 

人生がどれだけ続くのかはわからないけど、僕たちは生きてる限り何度でもやり直せますから。  

大事なのは、転んだ後立ち上がるかどうか、それだけですからね!  

 

 

転んだら、少し休んで、立ち上がればいい。 

 

 

逃げることをネガティブに捉えず、もっと前向きなことだと思い出してくださいね。

  

僕の周りにもたくさんの「逃げてきた人」がいますが、みんなすごく幸せそうに生きてますよ。 

痛みを知ってるので、優しい人も多いです。 

 

 

逃げても、人生は続いていきます。 

 

少しでも、あなたの人生が良くなることを願っています。 

 

 

この記事が、少しでも役に立てばうれしいです。 

 

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