スコトーマとは?脳の盲点ってなに?3歳児でも分かるように解説します

心理学ブロガーのザッキーです!

今日のテーマは『スコトーマ』。 

同じ世界に生きていても、見えているものは人それぞれ違う” 

って聞いてどう思いますか?はあ?って思いませんか?ぼくは思いました!笑 

  

キッカケは、昨日脳科学者の苫米地英人さんでした。以下、本の内容を引用。 

友達と一緒にある人の家に行くと、自分と友達の見ているものが異なります。あなたの目にはゴルフクラブが入っているのに、友達はゴルフクラブに気づかない。友達の目には絵画が映っているのに、絵画はあなたの記憶にさえ残らないというように。 

 つまり、私たちには無意識のうちに盲点が生まれているのです。この盲点のことを「スコトーマ」と呼びます。 

 

苫米地英人『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』徳間書店 P110 8〜13行目

 

スコトーマ?ゴルフクラブが見えない?なにそれ?って感じですよね。  

スコトーマは一言で言うと『心理的盲点』です。 

ようは、自分に関係のあるものだけしか、文字通り目に入らないってことなんです!

 

今回は

  • スコトーマについて
  • 知ることのメリット・デメリット
  • 効果的な使い方

について、書いていきます! 

ちなみに参考にした本はこちらです 

  

   

スコトーマってなあに? 

 

再度、スコトーマは『心理的な盲点』のことです。 

ざっくり言うと、あるのに見えない死角のことです! 

  

急いでいる時を思い出してみてください!

例えば、寝過ごしちゃって友達との約束の時間ギリギリ…って時に、「あれ、家のカギがない!?」って慌てちゃう….。

そんな時って「カギどこ!?」しか考えられないけど、そんな時に限ってなかなか見つからないんですよね。(カギだけに..) 

実際はいつも使ってるテーブルの上にあるのに。。 

これって、「テーブルみたいなありがちな場所を見落としてるわけがない」って無意識に思っちゃってるんで、テーブルの上にあっても見えなくなるんですよね。   

そう、テーブルにはない!って決めつけちゃったことで、テーブルの上にスコトーマがかかって見えなくなっちゃったんです!

  

で、ふと冷静になって「もしかしてテーブルの上にあるかも…」って探し始めると、ポンと置かれたカギに気づくと。  

そう、あると思えば見えるようになる、ないと思うと見えなくなるのがスコトーマなんです!! 

  

 

スコトーマは『車の死角』に似てるよ

車の死角をイメージしてもらうと分かりやすいんですけど、運転してるとサイドミラーに写らない空間ってありますよね? 

そういう、あるのに見えない空間を、脳が作り出すんです。 

その見えない空間がスコトーマです!  

脳は、じぶんに必要な情報、関係のある情報だけを無意識のうちに選別しているんですよね。 

 

   

具体的には?  

 

具体例①:駅で「お手洗い」を探せ

例えば、駅でめっちゃくちゃトイレをガマンしてるとします。しかもデカイ方。キツイっすよね…笑

なにを探すかといえば、もちろんトイレですよね!!  

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。 

ほかのお店とか街ゆく人のことって、余裕がないから気にならないですよね。スタバでコーヒーフラペチーノ頼んで、、あ、あの人が来てる服わしも持ってる!とか。笑 

   

ただ、駅はめちゃくちゃ混雑しています。。

人混みをかき分けて、かつトイレを探すのも一苦労です。 

多分内心こんな感じです↓↓ 

それは置いといて(笑) 

とまあ、足早にトイレを探すんですけど「トイレどこ〜〜汗」って意識するとと、脳がトイレにたどり着くための情報だけを意識的に取り込んでくれるんですよね。トイレの標識は、適切なルートは、空いてる個室は、、みたく。 

みなさんも経験ありませんか?  

 

これ、トイレに行きたい!って思ったから見つかってるんですよ。もしそうじゃないと、トイレは見つかりません。少しでも「トイレの場所が知りたい」って無意識に思ってないと、トイレに関する情報にはスコトーマがかかって見えなくなるんです。もし見えているなら、それはあなたにとって重要な情報だからってことなんですね。 

トイレ、間に合うといいなあ(遠い目) 

 

具体例②:賃貸広告が増えた?  

お次は引越しを考えはじめたときです。 

「そろそろ引っ越そうかなー」ってかんがえると、やたら街中の賃貸広告が目につきはじめませんか?「あれ、最近広告増えた?」って感じで。 

いつも歩いてる道なのに、そこに広告があるなんて知らなかったのに。 

 

普段は大事だと思ってなかったのでスコトーマがかかって見えなかったんですけど、じぶんにとって大事な情報に変わったとたんに、見えるようになった。 

スコトーマの典型的な例ですね!  

     

ここまでのまとめ】 

  • スコトーマは心理的盲点 
  • 脳はいらない情報を切り捨てている
  • そうしてできた盲点がスコトーマ
  • 脳が必要だと判断すると、見えたり聞こえたりするようになる

  

 

スコトーマってなんでできるの? 

なんでスコトーマなんてできるの?って気になりませんか? 

結論からいうと、脳は省エネなんです。だいじなもの以外は気にしないことで、体力を温存してるんですよね。 

 

このスコトーマができる原理は、脳にある『RAS(ラス)』というフィルターにあります。。こちらもついでに勉強しちゃいましょう!!   

  

RASがスコトーマをつくる   

RASってなに? 

RASとは、脳内の「大事なもの検出フィルター」です。  

以下、RASの話を引用。 

 脳には、無数の情報の中から自分にとって重要な情報だけを認識するスクリーニングシステムが備わっています。 

 そのシステムをつかさどる部位は脳の基底部にあり、RAS(網様体賦活系)と呼ばれています。 

 RASは、自分にとって重要な情報かどうかをより分けるフィルターです。 

 私たちは、RASの働きによって、自分に関係があると思う情報だけ受け取るようにできているのです。自分に関係がないと思う情報は無意識のうちにシャットアウトされています。 

 

苫米地英人『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』徳間書店 P49 11行目〜 P50 4行目

大事な情報だけキャッチして、いらないものは水のように通過していくと。そして、大事なものは目で見たり耳で聞いたりできると。 

そのフィルターがRASなんです! 

RASのイメージ

 

さっきのトイレの例だと、トイレの場所が大事な情報、それ以外はどうでもいいものです。 

脳が「トイレを探すお!!」って意識すると、トイレに関する情報をフィルターにかけます。   

そう、脳は省エネなんです!

   

わかりやすい例が「カクテルパーティー効果」です。  

 

カクテルパーティー効果 

カクテルパーティー効果は、どれだけうるさい環境でもじぶんに関係のある話は聞こえるようになる心理効果です。  

 

これまたわかりやすい話があったので引用。 

 RASの働きを示す分かりやすい例が、人込みの中で聞くアナウンスです。 

 ショッピングモールなどの人込みで、呼び出しのアナウンスが流れることがありますね。「〇〇市からお越しの〇〇様。お連れ様がお探しですので、案内カウンターまでお越しください」というようなアナウンスです。 

 このようなアナウンスは音声が不明瞭で、人込みの雑音にほとんどかき消されてしまい、よく聞き取れません。しかも、私たちはショッピングや会話に集中していて、たいていの場合、注意はアナウンスに向いていません。 

 ところが、「〇〇市からお越しの」の〇〇市が自分の住んでいる市である場合は、たとえ誰かとの会話の途中でも耳が反射的にアナウンスの音声を拾います。 

 脳がRASのフィルターによって誰かとの会話や人込みのノイズをとっさに遮断することで、重要だと判断したアナウンスを聞き取るのです。 

 

苫米地英人『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』徳間書店 P79 8行目 〜P80 4行目 

すごくないですか?笑 

 

でも全部認識して選別すればいいんじゃないのかにゃ?

そう、それでもいいんです。ただ、それだと疲れちゃいますよね? 

脳って省エネなんです。 

 

   

脳は「省エネ」  

少し想像してみてください。 

スクランブル交差点ですれちがう全てのひとを「この人は彫りが深くて鼻がシュッと高くて…」「この人は小柄で猫顔で…」「あ、この人が使ってる香水はブルガリのあれだな…」って感じで、全ての情報を認知しようとすると、、、どうですか?  

 

めちゃくちゃだるくないですか?? 

そう、脳に取り込まれる情報を全て認知しようとすると、マジで疲れちゃうんですよね。単純に、情報処理が追いつかないんです。   

 

脳の「重さ」って体重の約2%で、70キロの男性だと大体1.5kgくらいの重さです。 

…なんですけど、脳は体全体の20パーセントもエネルギーを消費する大食漢なんですよね。当然、省エネした方が疲れないので、おトクなんです。 

出生時は性別による有意差は無く、男女ともに370〜400グラムである。成人では、男性は1350〜1500グラム、女性では1200〜1250グラムであり、これは体重の約2%にあたる。 

 

wikipedia「脳」より引用

  

そう、なのでRASが必要な情報だけにフィルターをかけて、無事省エネが実現されていると!すごい、人間! 

 

RASについてはより深く書いた記事があるので、こちらも合わせてご紹介しておきます! 

関連記事:RASとは?僕たちは「知りたいことしか知れないのである」って話

   

 

スコトーマを使って見たいものだけ見よう! 

このスコトーマ、うまく使えば目標や夢を叶えることもできます! 

 

たとえば、「できるできない論争」ってあるじゃないですか? 

何か新しいことを始めようとしても、「この年齢じゃ無理だろうな…」「ああ、都会に住んでれば可能性あったんだけどな…」とか。諦めちゃうことって、人生たくさんないですか? 

それだと、できる理由にスコトーマがかかっちゃいます。 

本当にできるのに、できない方、できない方へ進んでいっちゃうんです。 

 

でも、「私ならできる」「できて当然だ!」って考えてたらどうですか?

次は 

できない理由にスコトーマがかかるんです!!

 

ようは、できるに決まってるって思えば、達成のための道筋が見えてくるんです。 

大学受験でもそうじゃないですか? 

絶対にこの学校に行く!って決めたら、何をすればいいか分かってくる。たとえ膨大な量の勉強をこなす必要があっても、行くって決めているから挑戦してできるようになる。 

  

サッカーの香川真司さんは、小学校の卒業文集に「背番号10でW杯に出る」と書いていたそうです。きっと、信じ続けていたんでしょうね。ええ話。 

  

僕はカメラの仕事もしてるんですけど、始めたのは24歳です。 

カメラのプロなんて、そんな簡単になれなくね?って半信半疑だったんですけど、すでに素人からプロになった人がたくさんいて。 

それで、次第にぼくにもできるかも…っておもいはじめて。で、結局やってみたらカメラでお客さんからお金をいただけるまでになりました。たったの2ヶ月です。  

   

もちろんそれまでスコトーマかかりまくりだったんですけど、「もしできる前提ならどうする?」って考えたら、ほんとうに道が見えてきて感動したのを覚えてます。  

 

ぶっちゃけかなり性能に頼ってるので、精進しますが!笑   

同期には40、50代の人もいたり、10代の大学生もいたり年齢なんて関係ないよね!って感じの人が集まってたんで、その人たちももれなくプロになっていました。  

   

できる!って信じましょう。  

できる、できる、できる!!!

 

おれならできる! 

あなたならできる!!

 

できるって信じきれば、もはやできないわけがありませんから。 

できる!!できる!!あなたならできる!! 

自分を信じていきましょう! 

 

 

まとめ 

まとめます!  

  • スコトーマとは『心理的盲点』のこと。 
  • RASがつくりあげる
  • じぶんに関係のある情報だけを拾うのが脳の特徴
  • できると思えばできるようになる

でした!! 

  

最後に  

脳科学ってほんとおもしろいです。むげろぐ(このブログ)では、脳科学や心理学もたくさん取り扱っているので、よかったらのぞいてってくださいね!

 

では、現場からは以上です! 

  

 

 

  

おまけ

脳科学を勉強したいなら苫米地英人さんの本がわかりやすくてオススメなので、特にオススメの2冊をご紹介します!  

まずは今回引用でなんども登場したこちら。  

脳の仕組みがわかりやすい!天職の見つけ方、夢の見つけ方と叶え方が気になる人はこの本がオススメです。 

 

2冊目はこちら↓

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もともと苫米地さんはオウム真理教信者の洗脳を解いたことで有名な科学者です。脱洗脳ですね。イエール大学とカーネギーメロン大学で長年研究してきて、コーチングの祖であるルー・タイスと親交が深かったので、世界中で教育プログラムを開発して採用されています。  

ぼくがゼロからスーっと脳科学の世界に入っていけたのは間違いなく苫米地さんのおかげです。興味がある人は苫米地さん一択だとおもいます! 

 

では、ほんとうにこの辺で。 

次回の投稿をお楽しみに!

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