【珍事件】パリでおじいちゃんと喧嘩になってお金取られた話

  • 2019年4月10日
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ボンジュール、ジェスイザッキー!

 

どうも〜、ザッキーです!

登場の仕方がフランスかぶれですが、そう!僕一回フランスにひとり旅したことがあるんです!21歳のとき!

 

世界遺産のサントシャペル教会に行きたくて、無事行ってきました。

終わって、「これからどうしようかな〜?」とセーヌ川沿いで突っ立ってたら、現地のおじいちゃんに声かけられて仲良くなったんですよね?

 

そう、めっちゃ嬉しかったんですよ?

 

何ですけどね、、、結果的にお金パクられてトンズラされたんです。笑

 

やられた!って感じなんですが、命があってよかった!笑

 

いい経験をさせてもらったので、皆さんにもシェアします。

皆さんも良い旅を!

 

 

あれ、ちょっとおれオシャレじゃない?

僕がフランスに行ったのは、2014年8月。

会社の夏季連休中でした。

 

世界遺産行ったるんや…ぐへへ」と意気込んで行ったのが、パリのシテ島にあるサントシャペル教会(文化遺産)。

マジで声が出ないほど綺麗だった。

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そんなわけで無事一人で世界遺産を決めたら、急に寂しくなってきて、もはや日本に帰りたくなってきた

 

日本に帰ったら、絶対に焼肉に行くんや、と謎の誓いをたてながら、サントシャペル近くの川沿いでたそがれて

あれ、ちょっとおれオシャレじゃない?ウェーイ?なんてのんきに考えてた。

が、その5分後、僕の「のんびりパリ暮らし」は唐突に終わりを告げられる。

 

そう、今回の主役になる「おっさん」によって。

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セーヌ川

 

「おみゃーさん、時計持ってる?」

川を眺めながらなんか食べようかなーと、食欲に拍車がかかりかけた時、左のほうからおじいちゃんが僕に近寄ってきた。

 

隣まで来た。

そして、話かけてきた。

 

??「おい、おみゃーさん時計持ってる?

僕「…ん?時間知りたいの?

 

左手首に巻いていた腕時計を見せた。

 

??「おう!ありがとう!

??「ところで、お前どこから来たの?」

僕「日本です

 

??「おう本当か!」

??「おれは日本が大好きなんだ!」

僕「そうなんですか

 

??「おれがパリの街を案内してやるよ!」

 

僕「え、マジすか?!

 

??「おう!おれは日本人が好きだからな!」

??「おれはここら辺に詳しいんだ!」

??「案内させてくれよ!」 

 

僕「ありがとうございます!!

 

そんな感じで、怪しけどまあ最悪ぶっ飛ばせばいいやいい人そうだし、好奇心に任せてついて行くことにしました。

 

あれだけおかんから「知らない人について行っちゃダメよ!」って言われてたのに〜。

 

「美術館に連れていってやるよ!」

ここからはおじいちゃんと、あれこれ話しながら、おじいちゃんについて行きました。

 

おじいちゃんの特徴は身長165cmくらい、中肉猫背、近所にいそう。

親しみやすそうな印象でした。

 

おじいちゃん「おれは日本に行ったことがあるんだ」

僕「そうなんですね

 

おじいちゃん「クミという知り合いがいるんだ」

おじいちゃん「日本に行った時にクミ(仮名)と会ってな」

おじいちゃん「クミは魚が苦手だったんだ」

おじいちゃん「一緒に焼肉に行ったんだ」

おじいちゃん「だからおれは言ってやったんだ」

 

おじいちゃん「アイライクスシ(寿司)!!クミライクウシ(牛)!!ってな!はっはっは!」

 

僕「おお〜!!」 

 

そんなたわいもない話をしながら、パリの街を歩いた。

どうやらおじいちゃんはこの辺に住んでいるらしく、お孫さんが幼稚園に通っているらしかった。

 

そんなこんなで地元民しか知らないディープなスポットに連れて行ってくれるらしかった。

 

 

おじいちゃん

美術館に連れて行ってやるよ!

 

「いいんだよ、おれが出してやるから!」 

20分ほど歩いていると、おじいちゃんの家の近所だという美術館が見えてきた。

 

確かに観光スポットが目白押しのパリでは、わざわざ時間を作ってくるような感じの雰囲気でもなかった。 

 

おじいちゃん「おれはよくここにくるんだ!」

僕「そうなんですね(美術館には興味ないけど言わないでおこう)」

 

美術館は、田舎のイオンを2/3スケールくらいの大きさにしたような商業施設の中にあった。

 

そうして美術館の入り口に着いた。

入り口にはゲートがあって、最初にお金を払ってから入場し、その後は自由に出ていいらしい。

 

先におじいちゃんが歩き、SUICAみたいなカードを受付に見せて通してもらっていた。

 

僕「いくらですか?」

おじいちゃん「いいんだよ、おれが出してやるから!

僕「え(大丈夫かな)」

おじいちゃん「ほら、入れよ!」

 

僕「じゃ、じゃあお言葉に甘えて!」

 

意図せず『入館料』という借りを作ってしまったことに不安を覚えたけど、そんな不安をよそに、おじいちゃんは楽しそうに館内を案内し始めた。

 

おじいちゃん「これとか最高だろ?」

僕「う、うん!

 

当時の僕は、バスケとウイイレしかしてこなかった為にアートに全く興味がなくて、まあ話のネタができるかな程度に考えていた。

 

館内はB級絵画みたいなのばっかだった。(よくわかんないからそう見える)

 

館内に入って5分ほどだっただろうか。

急におじいちゃんの態度が変わった。

 

 

おじいちゃん

よし、もう帰るぞ

 

「ちょっとここで待っててくれ」

え、まだ5分しか経ってないですけど?ここオススメの場所じゃないの?確かに退屈ではあるが….。

 

おじいちゃん「孫の迎えの時間だ」

 

なるほどそういうことか。

僕「わかった。案内してくれてありがとう!

 

おじいちゃん「おう」

 

そうして、5分足らずで美術館から退散した。

 

美術館から出た。

おじいちゃんは様子が少し変で、無口で、なんというか….怒ってる?

 

美術館を出て1分くらいお互い無言で歩いただろうか。

急に前を歩いていたおじいちゃんが振り返って、言った。

 

 

おじいちゃん「おう、さっきの入館料払ってくれ」

 

なるほど。まあそうだよな。

あの時スムーズに入れるように立て替えててくれただけで、今から徴収するのね。

 

僕は少し安心した。

借りを作らずに済んだことで、これでチャラね、と思った。

財布のチャックに手をかけながら「いくら?」と言った僕に、おじいちゃんからは驚愕の回答が告げられた。

 

おじいちゃん

50ユーロだ

 

僕「は??」

 

じい

50ユーロだ

 

「警察呼ぶぞ?」

50ユーロ????

ふざけんな。ちなみに当時のレートで50ユーロは『約7000円』。

 

節約したかった僕は、キレそうになりながら、冷静に伝えた。

 

僕「50ユーロは高すぎるだろ

 

じい「うるせえ、50ユーロだ。払え。」

じい「おれの金で入ったんだから払え!」

 

僕「持ってねーよそんな金!

 

次第にじじいもヒートアップしてきてフランス語でまくし立ててきた

 

じい「hヂオアshgづあひお1!!!」

じい「フィイアエネフcgちゅがしkj!!!!」

 

なにゆーとるか分からん!!

僕も日本語で応戦した。

 

僕「あんなしょぼい美術館に(ごめんね)50ユーロも払えるか!!

僕「詐欺だろ!!

 

 

すると、僕にも聞き取れる英語で、じじいが言った。

 

じい

警察呼ぶぞ?

 

 

僕は観念した。

 

「ここで5分だけ待ってろ」

さすがに警察を呼ばれたら、弁明する自信がない。

そもそも英語も微妙だし、事実じじいのお金で美術館に入っていたから下手に言い逃れようとしても、僕が不利なのは火を見るより明らかだった。

 

奥歯を噛みながら、じじいに言った。

僕「…100ユーロ札しか持ってない

 

じい「じゃあ、あそこのタバコ屋で両替してくればいい」

 

当時21歳の僕はタバコを吸っていたので、30mほど先にあるタバコ屋に入って、これくださいとラッキーストライクを指差しながら、100ユーロ札を出した。

 

店員「100ユーロじゃダメだ」

僕「え、なんで?」

店員「100ユーロじゃ払えないからだ」

 

 

後から調べてわかったが、ユーロ圏ではクレジットカードが主流なので、そもそもお釣りをあまり用意していないらしい。レストランやホテルでないと、100ユーロ札は使えないことがほとんどらしかった。

 

 

それは後で分かったので、その場では「意味がわからん。なに、偽造通貨だと思われてる?」と思いながら、じじいのところに戻った。

 

じい「おう、崩せたか?」 

 

僕「いや、100ユーロ札使えなかったぞ

 

じい「あーそうか」

じい「分かった、ついてこい」

 

僕「…」

 

そこから5分ほど、じじいの後ろをついて言った。

どうやらこの近くに知り合いの店があるらしかった。

 

 

じい「おれが両替してきてやる」

じい「100ユーロ貸せ」

 

僕「は?いいよ、一緒に行くから

 

じい「ダメだ。知り合いはシャイだからお前が行くと店を開けてくれない」

 

なんじゃその理論!!

完全になめられてるな。

 

僕「ノー!一緒に行く!

じい「ダメだ!おれだけでいく」

 

じい

ここで5分だけ待ってろ

 

そして一人になった

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ここで待ちました、はい

そう言って、もう、これ完全にトンズラするなこのじじいと分かっていたものの、同時にこれでトンズラされたらいい土産話になるな、と冷静な自分がいた。

 

そして、僕は100ユーロ札をじじいに渡した

 

じい「5分10分くらいで戻ってくる」

 

僕「分かった、待ってるわ

 

この辺りは入り組んだ路地になっていて、逃げるには絶好の場所だってこともわかっていた。でも、あえて待ってみることにした。

 

じいはこちらに背を向けて進み出した。

そして、路地の一角を右に曲がる瞬間、一瞬僕の方を見た

 

僕は確信した。

 

 

あ、逃げたな。

 

すぐに走ってじじいが曲がった一角まで行ったが、もちろんじじいの姿はそこになかった。

 

一応元の待機場所に戻って、待った。

 

だけど、5分、10分、、、、30分待ってもじじいは姿を表さなかった。。

 

 

そう、名探偵ザッキーの推理は当たっていた。

 

トンズラされたのだ。

 

僕は、能面のような顔で空を見上げた。 

 

〜完〜

 

おじいちゃんから学んだこと

以上です!!

5年近く前の話ですが、ものすごく鮮明に覚えていて自分でもびっくりしました。笑

 

学んだことが2つあります。

 

1.人を見かけで判断するな

まずは、人を見かけで判断してはいけないってことです。

昔から田舎育ちでおじいちゃんを疑うってことをしてこなかったので、おじいちゃん=優しいってイメージがありました。

 

でもね、それは僕の経験上の話。

 

今回みたいに、観光客をカモにしようと考える人もいます。

いい悪いは別にして、相手の性格を決めつけずに深く関わって行くことが大事だと学びました。

 

親しい人との付き合いでもそうで、普段見ない一面を見たとき「らしくないじゃん」と言わずに、それも友人の一面だと思えるようにものの見方を広げていきたいな、と。

 

2.自分の能力を過信しない 

もう一つは、自分の今の能力を過信しないようにしたいなーと思いました。

 

今回はなんとか乗り切ることができましたが、無謀な冒険は、勇気ではなく蛮勇だということを学びました。

 

当時は英語も簡単なのだけだし、なんとかなったけど、本当に警察を呼ばれていたら何もできなかったんじゃないかなと思います。

 

 

僕は好奇心旺盛なので、自分の力で状況をコントロールできるかどうかを見極めながら、最低限の身の安全は確保するようにしようと。

 

それが、自由に旅をする上での主体性だと学びました。

 

最後に

当時は「おもろそうやん!」と軽いノリでついて行っちゃいましたが、現地語が話せない状態で、しかも相手のフィールドに足を踏み入れると、色々と厄介だなと感じました!

 

特に女性は相手がおじいちゃんでも力負けするかもしれません。

 

「ここは日本じゃないんだ」と肝に命じて、楽しい旅になるようにしていこうぜ!ということを最後に伝えさせてください!

 

フランス、めっちゃいいとこでした!

 

いい経験をさせてくれたおじいちゃんに感謝!

 

皆さんも、楽しく安全、かつ刺激的な旅を〜!

 

 

以上、東京・入谷のゲストハウスからでした!

 

オー ヴォワール(じゃーねー!)

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