ヨーロッパの働き方が適当すぎておもしろい。肩の力抜いてこうぜ、日本

 

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まじめとは、一体。

どうも〜、みんなのザッキーです!

 

マジメって、たまにしんどくないっすか??

 

僕は大企業で4年3ヶ月働いたんですけど、もうとにかく少しでもふざけたら周りから白い目で見られるような環境でした。

 

ぶっちゃけめんどいです。肩こるし。

 

仕事の成果を出すなら、緊張よりも適度にリラックスするのが大事だと思うんですよね。

 

それで自由を求めてヨーロッパにひとり旅したんですけど、そこでぼくの常識がガチャガチャ音を立てて崩れました。

 

適当すぎるだろ!!

って。笑

 

今日はそんな「適当だな」と思ったエピソードをご紹介。

凝り固まった常識を押し付けられて苦しんでいる方は、これを読めば「常識とは…」と考えるキッカケになると思います。

 

 

ヨーロッパが適当すぎ?日本がマジメすぎ?

日本は時給1000円のマックのアルバイトさんにも、マジメさを求める。

 

でも、時給と労働力のシーソーバランスが明らかに取れていない気がしませんか?

 

会社員もそう。

求められる勤務態度とか、え、なんで誰もみてないのにあかんの?って言うヒマさえ与えてくれないほどガッチガチにマジメさを求められてますよね。

 

 

対して、ヨーロッパの国はどうなのか?

 

結論から言うと、適当でした。

 

スペイン

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親友みたいなタクシー運転手

バルセロナでのお話。

 

宿泊していたユースホステルから、世界遺産のサグラダ・ファミリアにいくために「国営タクシー」を拾ったんです。

もう一度強調しておきます。「国営の」タクシーです。

流しの個タク(個人タクシー)じゃないですからね。

 

ユースホステル前で一台のタクシーを捕まえて、無事乗り込みました。

 

運転手は「へーい、観光客!どこまで行くんだ?」と言った陽気なスペイン人男。筋肉質、中背、イケメン。

「サグラダファミーリャ」と無駄にネイティブ感を出しながら、「シィ」の返事とともに車は進みはじめました。ちなみに目的地まで10分ほど。

 

 

車内での会話はゼロ。でも、なんだか落ち着く。なんだろうこれ。

 

親友の部屋でお互い好きなことしてるみたいな安心感があるんですよね。

 

というのも、イケメンさん、もとい運転手。

 

片手にケータイで誰かと談笑しながら運転してます。笑

ヤンキーのハンドルの切り方や!手のひらでこう、押しながらウーッ!と回すあれや!と思いながら、よくみたら全身にタトゥー入ってる。

 

いや、もうめちゃくちゃ渋くてカッコイイんすよ。

 

これ、国営のタクシーです。

 

日本ならみんなが「あかん」と思うんじゃないかなと。

 

でも、ぼくが一瞬でスペインが好きになったのは、このタクシーに乗ったときなんです。

 

タトゥー入ってようが、片手で運転しようが、なにも問題ないんじゃないかな、と。

 

問題なのは、働くひとがあれこれガマンして、毎日イヤイヤ働くことなんじゃないかな、と。

 

そう思うと、このイケメン運転手はめっちゃ人生楽しそうでした。

 

無事「サグラダファミーリャ」に着いて、「おつりはオケです」「グラシアス」と伝えると「よい一日を、バーイ!」って感じで颯爽とさっていきました。

 

ルールってのは、度がすぎると幸福度をさげる。

 

人間本来の働きかたって、実はこっちのほうが合ってるんじゃないかなと思ったバルセロナでの一コマでした。

 

フランス

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ヤンキータクシー運転手

パリでの話。

 

パリの中心シャンゼリゼからパリ郊外にあるユースホステルに向かう「国営タクシー」の中での出来事。

 

何度でも言います、いや言わせてください。

「国営の」「個タクではない」「至極真っ当な」タクシーです。笑

 

その日は強い雨が降っていました。

 

運転手は「どこまで行くんだ?」と言う感じのベテラン運転手男。おじいちゃん、近所にいそう、小柄。

 

ぼくは「ガレドゥノール」とネイティブに発音したが、おじいちゃんに聞き返され、スマホの画面を見せながら「ここまでお願いします」と告げ、無言で車は走り出しました。

 

 

…それは突然始まりました。

 

『ブーーーーーッッ!!!』

鳴り響くクラクション。「◯△×as□hdkfuhpa!!!」叫ぶおじいちゃん、もとい運転手。

 

どうやら割り込みされたのがおじいちゃんの癇に障ったらしく、突然始まりました。

そう、カーチェイスが。笑

 

雨で視界が悪いのでワイパーはフル稼動。割り込みした車の後ろにぴったりついて、煽る煽る。笑

 

ジンベエザメについて回るコバンザメくらいの密着度です。気分はさながらコバンザメ。feat.おじいちゃん。

  

「ノー!ノー!」と何度か叫んだものの、「え、ガレドゥノールやめるのか?」と聞き返され「ノー!(ちゃうわ!カーチェイスやめてくれ!笑)」と自身の英会話力に◯されそうになりながら、デスドライブは10分ほど続きました。

 

生きてる、よかった。笑

 

でも、気づいたんです。この「〇〇なのに」って発想自体がただの固定観念なんですよね。

 

タクシー運転手の仕事は「人を目的地に届けること」であって、愛想よくする必要なんてないんですよね。だって、人間ですもん。

 

感情的になることもあるし、怒ってカーチェイスしたくなる気持ちもわからなくはないじゃないですか(笑)

 

相手より自分の気持ちを大切に生きるのも、ここではおかしいことじゃないんだ、と。

 

そう考えると日本人は、相手の気持ちを過度に優先させすぎているんじゃないでしょうか。

 

得することも多いですが、もう少し肩の力を抜いてもいいのかもしれません。

 

もちろんそれ以降、タクシーに乗るのをやめたのは言うまでもありません。笑

 

顔パスでチェックインさせてくれるホテルの受付マン

これまたパリでの話。

 

スペインからのTGV(国際高速列車)は予定より2時間おくれてパリ・リヨン駅へ。

 

パリ初日の外はすでに真っ暗でした。時刻は夜の9時すぎ。

 

駅前に停車していた国営タクシーで初日のホテルに送ってもらいました。

 

チェックイン予定時刻は大きくすぎていて、初フランスということもあり少しの不安を抱えつつ、ホテルのドアを開けた。

 

入り口から入って右、5m先にあるフロントに男性が座っているのがみえた。

 

テレビ観ながら笑ってる。すげー笑ってる。

 

そして、ぼくに気付いた。

 

「オー!オーケーオーケー!ウェルカム!」

 

歓迎してくれている。

 

つづけて泊まる部屋の番号を知らされた。

 

ちょっと待って。まだチェックイン手続きをしていないんだが…。

 

少し戸惑いつつその場を動けないぼくを見た受付のお兄さん、中肉中背、陽気は「ユーはカンザキだろ?オーケーオーケー!お金は明日な!」と、なんと手続きなしで部屋に通してくれた。

 

人生初の「顔パス」だった

 

日本では、絶対にありえないだろう。

 

そう思いながらつけたテレビには、フランス語でしゃべる悪魔の実の能力者たちがいた。

 

フランス、おもしろい旅の幕開け。

 

 

良いか悪いかはわからない。

でも、異国の地からきた自分を無条件で信用してくれたことが、素直にうれしかった。

 

きっとマニュアルには沿ってないやり方だったのだろうけど、ぼくは安心して眠れた。

 

マニュアルとは、「誰の」ために存在するんだろう?そんなことを考えた。

 

チケットなしでも乗れちゃう駅

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コルマール駅

「ハウルの動く城」の舞台・コルマールでの話。

 

先に言っておきます。チケットは必ず買ってください。

 

後で気づいたパターンのやつです。

 

かわいい街並みに癒しを求めていた22歳男性、細身、草なぎ剛似、お腹が弱い、そう僕です。

 

ハウルの動く城の舞台になったコルマールという街に行きました。(カップル・家族連れしかいなくて10分で退散した)

 

最寄りのコルマール駅はチケットを自動券売機で購入する。

無人の改札をぬけて、車両ごとに自由席と、指定席に分かれた電車に乗りこむ。

どうやらチケットの確認は車両内にいる車掌さんが回ってくるみたいだ。

 

僕は「自由席」の車両に乗りこんだ。

 

ビルのないのどかな田舎風景に心を落ち着けながら、電車は30分ほどで目的地のストラスブールに到着した。

 

改札ではチケットを見せずに通過できるようだった。

 

 

……..ん?

 

ん?お、え、、、んん?

 

おれ、一回もチケット見せてないぞ?

 

確かに自由席だから車掌さんは回ってこなかった。

けど….んん。

 

これ、別にチケットなくても乗れるんじゃね??

 

 

…真相は未だに謎に包まれている。笑

 

ドイツ

仕事よりもサッカー観戦を優先する駅員

フランクフルト駅での話。

 

ぼくのヨーロッパひとり旅は「大阪→バルセロナ、フランクフルト→大阪」のいわゆるオープンジョーだった。

(オープンジョーとは、到着地と現地出発地がことなるフライト方法。ジョーとは「あご」のこと。フライト地を線で結ぶと、開いたあごみたいなので、オープンジョー。あしたのジョーとは…)

 

そんなわけで、帰国の途につくため、フランスからドイツはフランクフルトに。電車でフランクフルト駅に着いた。

 

駅はめちゃくちゃデカかった。愛媛の田舎出身のぼくはそれだけで気分が上がる。

 

宿泊予定のホテルがあるフランクフルト・マイン空港までのチケットを買うために、自動券売機をさがし始めた。(ホテルは空港直結だった。)

 

…なにやら、遠くのほうに10人程の人だかりができていた。

 

近づいてみると、50インチほどのテレビがあり、ブンデスリーガの試合が放送されていた。ブンデスリーガはサッカーのドイツリーグで、あの香川真司選手が所属していたドルトムントも、このブンデスリーガに所属している。

 

いわゆる「国民競技」なのだ。

 

4年前の話なので、どのチームが試合をしていたのかは覚えていないが、液晶の前には熱心なファンたちが食いるように画面を見つめていた。

 

一部のファンは時折声援を送って、チームを応援していた。

 

ぼくも少し混ぜてもらうことにした。

 

試合は終盤にさしかかっていて、たしか2点ほど差がついていた。

 

「こっちが勝つかなあ」と予想をしながら、ふとテレビの前にいる人に目を向けてみた。いろんな人がいた。サラリーマン、学生、旅行者、駅員さん。

 

 

….駅員さん??

 

よくみると、近くに自転車が停まっていた。

 

どうやら駅員さんのやつみたいだった。二人いて、同様の自転車が2台並んでいた。

 

 

これ、仕事中やん。

 

仕事中だけど、サッカー観戦に夢中になっていた。

 

ドイツは勤勉だと聞いていたが、誰だそんなこと言ったやつ。

ここまで来いよと思いながら、またいろんなことを考えた。

 

 

会社からしたら、給料を払っているのだから、時間中は働けというのが考えだろう。

だが、社員からすれば、働いてやってるんだから給料払え、という考えもあるのかもしれない。

 

会社という実態のないものに心理的に縛られて、自由を失う働き方は、どうなんだろう?と思った。

 

人生のほとんどの時間を仕事に費やすのなら、楽しく健康に働いた方がいいに決まっている。

 

周りの目に怯えることなく、自由な心で働いてこそ幸せになれるんじゃないだろうか。

 

そんなことを考えたフランクフルトの夕暮れ。

 

帰国してから、ぼくは愛想笑いをやめた。

 

 

終わりに

いかがでしたか?

 

結論:日本はマジメすぎ。Q.E.D.

 

ということですね。

 

海外が適当というより、日本がマジメすぎる気がします。

 

この勤勉さが経済成長の一つの要因なのかもしれませんが、その勤勉さにころされないように常に自分の感情を大事にしていきたいですね。

 

番外編

中国

ぼくがリゾートホテルでアルバイトをしていた時の話。

 

そのホテルは海沿いにある。社員数20人ほどで、4人の中国人を雇っていた。四人全員女の子。ありがとうございます。

 

みんな日本語が上手で、バイキングのオープン前の掃除中によく雑談していた。

 

その一人、仮にTさんとする。

 

Tさんは日本にきた目的が「貯金・語学習得」で、帰国したらラーメン屋を起業するらしかった。

 

3週間ほどして、Tさんの顔が少し暗そうに見えた。

というか、疲れが溜まってるように見えた。

 

ぼく「Tさん、最近ちょっとつかれてます?」

Tさん「そう。ちょっと」

ぼく「どうしたんですか?」

 

T「…日本は働きすぎだね」

 

ぼく「え、そうですか?ここ、結構暇な方だと思います…」

 

T「うん。でも、大して忙しくないのに働いてますアピールしないといけないのが疲れる

 

 

ぼく「た、確かに….!!!」

 

首がもげるほど激しく同意した。

 

掃除なんて、だいたい1時間で終わる。

でも、3時間も与えられている。つまり、2時間は暇なのだ。

 

だから、別にダラダラしても問題はない。なぜなら、すでに仕事は終わらせているのだから。

 

中国では、普通に何もしないらしい。なんなら雑談したり、テレビ見て時間をつぶすらしい。

 

 

だが、日本はそうはいかない。

 

なぜなら、周囲の目があるからだ。

「なんかしろよ」という、周囲の圧力がある。

 

それは言葉として伝えられることもあるし、無言の「空気」によって巻き込む形で伝えられることもある。

 

 

その「働いているフリ」にTさんは疲れたということだった。

 

これ、日本人ならめちゃくちゃ共感してくれると思います。

 

「定時であがります」というと白い目で見られたり、ね。

それを題材にしたドラマが始まるらしい。どれだけ定時で帰りたくても帰れずに悩んでいる人が多いかわかりますね。。

 

でも、時間中はずっと仕事をしないといけない、というのはあくまで日本での常識にすぎません。

 

与えられた仕事を終わらせば、残りの時間は何してもいいでしょ?というのが、多くの国での考えなんです。

 

そりゃそうですよね。バリバリ働いて定時で帰ろうとすると「おい、暇ならこれも頼むわ」ってなるとか、そりゃやる気を削がれるのも分かりますよね。

 

常識は、環境によって簡単に変わります。

 

なので「これが社会のルールだから、適応しなきゃ」と自分を追い込む必要はないのだと思います。 

 

肩の力抜いて、ね。 

 

タイ

新卒で入った大企業に勤めていた時の話。

 

タイにある事業所から2年間の出張である男性がぼくがいるグループに来た。 

 

仮にRさんとします。

 

Rさんは酒好き、大柄、力士みたい、おもしろい、男。

 

日本語も上手で、慣れない日本での生活に戸惑いながらも、がんばって働いていた。

 

3ヶ月ほど経って、Rさんが少しつかれているように見えた。

 

また、定時になるとソワソワしてしきりに時計を確認していた。

 

ある日のこと。

「たぶん、こういうことだろうな…」と”ある予想”をしながら、Rさんに話しかけた。

 

ぼく「Rさん、日本は慣れました?」

Rさん「うん、でも大変ね」

ぼく「そうですよね、新しい環境ですもんね。何か悩みはありますか?」

 

R「定時で帰りたい

 

 

やっぱりね!!!!

 

そうだと思ったよ!!

 

Rさん「なんで誰も帰らない?定時だよ?帰らなきゃ」

Rさん「帰りたいのに、誰も帰らないから帰れないよ…」

Rさん「帰りたい」

 

これ、やっぱり異常ですよね。

 

定時になって、仕事も終えてるのに誰も帰らない。

 

これ、世界の常識ではありません。

 

「日本の常識、世界の非常識」

とはよく言ったもんですが、この定時退社問題は、マジで意味がわかりませんよね。

 

おそらく現在の管理職の評価基準が「労働時間」を重視しているので、昇進したいならたくさん働けと圧力をかけている気がします。

 

みんな帰りたいけど、評価もされたい。

 

帰りたいけど、帰らない。

 

おれも帰らないんだから、お前も帰るなよ、と言ったところでしょうかね。

 

 

確かにRさんの立場だと、日本の事業所に出張という形で勉強しに来ているので、自分が先に帰るのは申し訳なくて帰れないんでしょうね。

 

 

だから、Rさんに言いました。

 

ぼく「ぼく、普通に定時で帰るんでムリして残らなくていいですよ」

 

Rさん「え、ほんと?!」

ぼく「はい!帰りましょう!」

 

そして、定時。

 

ぼくは、たくさんの鋭い視線を感じながら、定時上がりを決めた。

 

そして、肝心のRさんも、キョロキョロしながら、帰宅の準備を始めた。

 

よし、とぼくは心の中でガッツポーズをしながら、Rさんを遠くから眺めていた。

 

が。

 

 

上司「おーい、R。報告書見せてみろ」

 

Rさん「…………….」

 

 

なかなかうまくいかないものである。

 

でも、僕たちは日本人。

 

もし定時で上がりたいけど上がれずに悩んでいる人がいたら、勇気を持って定時であがってほしい。自分の時間を作れるのは、自分しかいないのだから。

 

 

ちなみに、2年後、Rさんは超笑顔でタイに帰っていった。笑 

 

 

改めて結論:日本はマジメすぎ。Q.E.D.

 

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