コンフォートゾーンとは?何で痩せてもすぐにリバウンドするの?

優しい脳科学ブロガーのザッキー(kazuma_215)です。 

   

いきなりですが、 

  1. 初対面で緊張する理由
  2. ダイエットしてもすぐにリバウンドする理由 
  3. スポーツのアウェイよりもホームの方が強い理由 

の『共通点』ってなんだと思いますか? 

  

それがズバリ、コンフォートゾーンなんです。 

コンフォートゾーンとは、自分が快適に感じる空間のことです。 

 

先日読んだ、脳機能学者の苫米地英人さんの著書「まずは親を超えなさい!」に、コンフォートゾーンについての説明があったので、僕なりにわかりやすく解説していきます。 

 

この記事では

  • コンフォートゾーンとは?
  • 一度痩せてもリバウンドする理由
  • スポーツのホーム&アウェイの勝率の秘密

それを踏まえて、新しい自分に生まれ変わるには?

という事を解説していきます。

 

では、いってみましょう! 

    

 

コンフォートゾーンとは?  

 

 

コンフォートゾーンは、自分が心地良いと感じている空間です。  

 

地元、家庭、通い慣れた学校、会社など、居て「落ち着くなあ」と感じる空間が、あなたのコンフォートゾーンです。  

これは、何も場所だけではなくて 

  • 体型
  • 性格
  • 自分の能力に対する自己評価

など、全てにおいて自分のコンフォート(快適な)なゾーン(領域)があるんですね。 

  

イメージ

イメージとしては、『サークル』です↓

赤丸の内側が「コンフォートゾーン」

サークルの内側が、あなたのコンフォートゾーンです。  

このサークルの外に出ることは、慣れない環境に身を置くことなので、そうなると落ち着かなくなって緊張したり、手汗をかいたりします。   

  

 

例えば、地元。地方から上京して、たまに地元に帰ると妙に落ち着きませんか? 

実家とかって、だいたい居心地いいですよね。 

  

それは、そこが自分の「ホーム」だと感じているからです。  

東京は、コンフォートゾーンの外側

 

ホームだと自分らしく自然に振る舞えたり、冗談言って人を笑わせたりできる一方 

知らない土地に行くと、急にコミュ障発揮したり、しどろもどろになってしまうのは、このコンフォートゾーンの枠から外れていると感じているからです。

    

 

コンフォートゾーンから外れると、普段通りの能力が発揮できなくなるんですよね。そして、元の生活、つまりコンフォートゾーンの内側に戻ろうとします。 

  

新卒の会社員が5月病にかかり、「ああ、地元帰りてえ…」と嘆くのは、まさにこの典型ですね。 

  

新卒の就職面接で緊張したりもにゃ。

  

 

そもそもコンフォートゾーンってどうやって決まるの? 

 

 

じゃあ、そもそもこのコンフォートゾーンってどうやって出来上がるの?ということなんですが   

 

これは、あなたの「セルフ・イメージ」が決めています。

 

 

セルフ・イメージとは、読んで字の如し「私はこんな人間だ!」と思い込んでいる、自分自身に対するイメージです。 

  

例えば 

少々太っている人なら、「私は太っているのが当たり前だ」 

年収500万円のサラリーマンは、「おれには、年収500万円がふさわしい」 

というように。  

 

「私はこれが普通だ」、と信じている当たり前がコンフォートゾーンです。 

   

だから、ダイエットに成功にしたり 

宝くじで1億円を当てたりすると、コンフォートゾーンから一気に外れてしまいます。  

結果、すぐにリバウンドしたり、散財して元の状態に戻ろうとしてしまうんですね。  

   

 

人間は、慣れた状態をキープしようとする 

人間は危険を冒さず、常に安定した状態を好みます。  

動きたくにゃい

 

体にはホメオスタシス(恒常性維持機能)と言って、常に「安定した状態を保とうとする機能」が備わっているんです。 

  • 暑いと汗をかいて体温を下げたり
  • 甘いものを食べると、インスリンを分泌して血糖値を下げたり 

など、これらはホメオスタシスの働きです。 

 

これと一緒で、慣れていないことをすると、体が「早く!元の状態に!」と行動してしまうんですね。 

     

要は、コンフォートゾーンに戻ろうとするんです。  

 

 

そしてこれは、あなたが無意識で行っている『セルフ・トーク』によって作られます。 

(セルフトークについては、下の方で解説しています)

 

 

プロバスケ・NBAのトップ選手たちも例外ではない 

 

 

ちなみにコンフォートゾーンから外れると、通常の能力を発揮することができなくなってしまいます。 

分かりやすいのは、スポーツのホーム・アウェイですね。 

 

一般的に『ホームでの勝率は高く、アウェイでの勝率は低い』と言われています。 

   

NBAの2018-2019年シーズンのデータを見てみましょう。 

 

我らが八村塁選手の所属先、ワシントン・ウィザーズ(東地区15チーム中11位)は 

  • ホーム:22勝 – 19敗 
  • アウェイ:10勝 – 31敗 

と、アウェイで大きく負け越していることが分かります。 

 

一方、アウェイでも一定数の熱烈なファンが応援に駆けつける強豪『ゴールデンステート・ウォリアーズ(準優勝)』は 

  • ホーム:30勝 – 11敗 
  • アウェイ:27勝 – 14敗 

と、負け越すどころか勝ち越しています。 

 

これも、普段聞き慣れた歓声をアウェイでも感じることができ、そこで一定の結果を残した結果ですね。 

 

アウェイで勝つことも、今では「当たり前」だと感じているはずです。 

     

 

顕著に現れるコンフォートゾーン

コンフォートゾーンが顕著に表れた面白い結果があります。 

以下、NBA西地区の上位3チームと下位3チームの「アウェイ」の結果をご覧ください。 

【上位3チーム】 

  1. ウォリアーズ(27勝 – 14敗) 
  2. ナゲッツ(20勝 – 21敗
  3. ブレイザーズ(21勝 – 20敗

【下位3チーム】 

  1. サンズ(7勝 – 34敗
  2. マーベリックス(9勝 – 32敗
  3. ペリカンズ(14勝 – 27敗

 

と、下位3チームはもっぱらアウェイに弱いことが分かります。 

 

それだけ、コンフォートゾーンというのは、選手の能力発揮に多大な影響を与えているのです。 

 

じゃあ、どうするか? 

とにかく練習して練習して、それを難なくこなせる自分が当たり前になるまで練習するんです。  

  

一度コンフォートゾーンが決まると、そこから出ていくための手段が「スコトーマ」によって隠されてしまいます。 

スコトーマとは、心理的盲点のこと。詳しくは、むげろぐの記事「RASとは?脳にあるフィルターが「あなたに必要な情報だけ」を精査していた件」に書いています。興味があればぜひ。 

 

例えば、ダイエット。 

日常的に太っている人は、どうすれば痩せられるのか分からない場合が多いです。 

ジムのトレーナーに『筋トレをして、代謝を上げましょう!』と言われても、「いや、私は走って痩せます!」と自論に走ったりします。 

   

  

それは、スコトーマによって「痩せるための正しい方法」が見えなくなっているからなんですよね。  

つまり、痩せないように無意識的に情報を取捨選択しているということ。 

 

 

僕は高校バスケが大好きで、よくインターハイとか現地に観戦しに行くんですけどね。 

 

やっぱり「強豪」とか「古豪」と言われるチームは、どんな大舞台でも超いいプレーして会場を沸かせるんですよね。 

ただ、県予選でその強豪を破ってきた新鋭チーム、つまり大舞台の経験が浅いチームって、不思議とあまり勝ち進めないんです。 

 

これも、コンフォートゾーンが全国大会の大舞台に対応していないから。 

 

一言で言うと、「普通じゃない」んですよね、その空気が。 

 

じゃあ、どうすればいいかというと、とにかく大きい大会で場数を踏んで、その環境を自分たちのホームに変えて行くんです。 

 

そうすることで、自分たち本来の戦い方ができるようになります。 

 

  

セルフイメージを高める2つの方法

コンフォートゾーンは、自分たちのセルフ・イメージから作られると言いました。 

 

なら、このセルフ・イメージを高めれば、コンフォートゾーンもずれていきますよね。  

 

なので、このセルフ・イメージを高めましょう。 

方法は、ポジティブなセルフトークを繰り返すことです。

    

二つのやり方をご紹介します! 

   

①成功したら「当然でしょ」 

ゴルフの神様『タイガー・ウッズ』の有名な話を一つ。  

 

ある大会、タイガーは大一番で、一人の選手と優勝をかけた一騎打ちになりました。 

タイガーの目は輝いていて、心底ゲームを楽しんでいる様子。 

 

そして、相手のパーパット。距離は約1m。 

ここで相手が決めればもう一ラウンドです。外せば、タイガーの優勝が決まります。 

 

並みの選手なら、ここで「外せ!」と願うと思いますが、タイガーの場合は違いました。これが一流なんですね。。 

さて、なんて願ったと思いますか?? 

 

 

よし、決めろよ!!

 

と、本気で願っていたそうです。 

 

え、なんで?? 

だって外したら優勝ですよ、タイガーさん? 

って感じですが、ここにセルフ・イメージの秘密があるんです。 

  

 

タイガーは、 

「こんな簡単なパット外すような相手と自分がやるほど俺の能力は低くない」

「もっと高いレベルで勝負しよう」

「そして、最後には私が勝つ」

 

という、もう“べらぼうに高いセルフ・イメージ”を持っていたんですよね。 

 

だから、相手がパーパットを外して、タイガーの優勝が決まった時  

タイガーは心底がっかりした表情を浮かべていたそうです。  

 

すげえ、タイガー・ウッズ。 

  

この、成功するのが当然だ、というセルフトークがまずは一つ目です。 

 

小さな成功でいいので、うまくいったら必ず「ま、私ならできて当然でしょ」と脳内で自分に語りかけましょう。 

 

  

②ミスしたら「らしくない」 

お次は、うまくいかなかった時です。 

 

うまくいかなかった時は、「らしくない」と言いましょう。 

そうすることで、

  1. 普段はできて当然
  2. うまくいかない
  3. たまたまだな、らしくない
  4. 次は必ずできるはず
  5. なぜなら、いつもはできて当然なんだから 

 

と言う風に、失敗してもセルフイメージ高めることができるからです。 

 

これは、何か新しいことに挑戦し始めた全ての人にオススメなんですけど、はじめは何事もうまくいきませんよね? 

そこで、このらしくない戦法です。 

 

らしくないを言い続けると、不思議なことに「できて当たり前!もう一度!」と高いモチベーションで取り組むことができるんですよね。 

 

僕(ザッキー)が平日フルタイムで働きながらブログを毎日100日以上書き続けられているのは、むげろぐを月間200万PVのブログに育て上げた未来を明確に描いているからです。 

だから、疲れてるから書かないのは「らしくない」んですよね。 

  

 

それに伴って「飲むのは年3回」「22時就寝、4時半起床」と言う、達成するために必要な方法をどんどん見つけて、今に至ります。 

 

 

結局、何すればいいの? 

ズバリ、アウェイをホームにしてしまえばいいんです! 

  

おい、そんなのできたら苦労しねーよ! 

と思いませんか?? 

それが、実はできちゃうんですよ。 

 

やることは3つ 

  1. ポジティブなセルフトークを繰り返す
  2. セルフ・イメージを高める
  3. コンフォートゾーンを現状からズラす

です。 

 

繰り返しですが、何度も自分の内側でポジティブなセルフトークを繰り返すと、次第に脳内でコンフォートゾーンが少しずつずれていきます。 

 

例えば、会社を辞めようか迷っているサラリーマン。  

転職サイトに登録したり、フリーで働いている知人の話を聞いているうちに、そっちの世界に臨場感を感じると、現状の今いる会社での生活の方に違和感を感じ始めます。  

 

この時、まさにコンフォートゾーンが現場から移動していってるんですよね。

  

 

そのまま転職活動を続け、コンフォートゾーンが完全にそちら(転職した先の世界)に移動すると、恐怖などあらゆる障害を乗り越え、晴れて会社を退職するに至るというわけです。 

 

 

陸上100m走の『10秒の壁』 

 

 

人類が初めて100mを9秒代で走れるようになったのは、アメリカ合衆国のジム・ハインズが出した「9. 95秒」です。  

 

ハインズはメキシコシティーオリンピックで、当時世界新記録の9.95秒を樹立。  

それまで、この『10秒の壁』は突破不可能だと考えられてきていました。 

 

ですが、今ではご存知の通り、トップレベルの選手は9秒代は当たり前。 

さらにその先に行こうと日夜練習・研究に明け暮れていますよね。 

   

 

人間は、「できない」という思い込みで、本当にできなくなっちゃうんです。 

なぜなら、できる方法にスコトーマがかかり、人間は可能性を大きく制限しているから。 

 

「自分には無理だ」の思い込みは本当に能力を制限する一方 

「自分にもきっとできる」というポジティブな思い込みは、あなたの可能性を大きく解放していくのです。 

  

 

話は変わりますが 

先日、八村塁選手がNBAドラフトで1巡目9位という素晴らしすぎる指名を受けましたよね。 

きっと、これからは普通に日本の高校生にもNBAでプレーするのが夢という子供が増えて、どんどんその風潮は強くなるはずです。  

 

それも全て八村君の手腕にかかっているので、彼には怪我に気をつけて大暴れしてきてほしいですね!! 

 

それが、日本人全体のコンフォートゾーンを世界へと押し広げ、スコトーマが外れ、そこまでの明確な道のりが見えてくる希望の光になるのですから。 

 

頑張れ、八村塁選手!! 

  

 

最後に(まとめ) 

まとめます。 

 

・コンフォートゾーンとは、自分が心地良いと感じている空間 

例:地元、家庭、ホーム・アウェイなど 

・コンフォートゾーンはセルフイメージで作られる 

・セルフイメージを上げるには、ポジティブなセルフトークをすること 

成功したら「当然でしょ」  

失敗したら「らしくない」

・できないという思い込みを外せ 

例:陸上100m走の『10秒の壁』、八村塁選手のNBA入り 

 

でした!! 

 

では、この辺で。 

 

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