心理学の「傍観者効果」ってなに?『田舎の人は温かくて、都会は冷たい』は嘘

社会心理学の『傍観者効果』についての解説記事です。みなさん、集団の中で人を救えるのは、「あなただけ」です…。

 

天才心理学ブロガーのザッキー(@kazuma_215)です。

  

1964年、ニューヨークで痛ましい事件が起きました。 

それが、キティ・ジェノビーズ事件です。 

この事件では、深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズ(1935 -1964年)が暴漢に襲われた際、彼女の叫び声で付近の住民38人が事件に気づき目撃していたにもかかわらず、誰一人警察に通報せず助けにも入らなかったというものである(ただし深夜だったので「女性が襲われている現場」を目撃したわけではない住民も含まれている可能性がある)。

Wikipedia「傍観者効果」

  

これは、傍観者効果といって、人が多ければ多いほど、人間が主体性を失ってしまった最悪のケースです。 

 

——– 

僕が22歳の時の話なんですけど、

ぼくはとある大企業の社員寮に入っていました。東海地方にあって、1R8畳ほどの。 

 

そこには社員専用の大浴場があるので毎日利用させてもらってたんですよね。 

 

ただ、その大浴場で一度だけ「最ッ低」な出来事に遭遇してしまって…それが、心理学でいう『傍観者効果』を知るキッカケなのでした。

 

 

傍観者効果とは?

 

 

傍観者効果は、集団の中にいるとき、自ら率先して行動を起こさなくなる心理効果です。別名、「誰かやるだろう効果」とも。 

  

冒頭でご紹介したキティ・ジェノビーズ事件も、誰かがやるだろうと思い行動を起こさなかった一例ですね。 

  

 

よく「都会の人は冷たくて、田舎の人は優しい」なんて言われてますが、あれ、都市伝説なんですよ。 

  

正しくは、都会に「行くと」冷たくなって、田舎に「行けば」温かくなれる、が正解です。 

    

なぜなら、人は多いと傍観してしまい、少ないと「自分がなんとかしなきゃ!」と主体性を感じる生き物だからなんですよね。 

東京だって、大半は優しいはずの田舎出身者が住んでますよね?

 

人助けもそうです。  

 

例えば、一家の大黒柱であるお父さんが、「家族は俺が守る」と強い責任感を持てるのも、その役が務まるのが「お父さんだけ」だから。 

 

それって本人の性格じゃなくて、実はこの傍観者効果が働いているんです。 

 

つまり、どれだけ優しい人だって、集団に取り込まれるとあっさり「傍観者」になってしまうんですよね。

人間の習性なんです。。。

   

   

 

【実体験】風呂場で人が倒れた!その時…

 

そう、で冒頭に書いた僕の大浴場の「最ッ低」な事件の話に戻ると

「その日」は土曜日でした。 

 

その前日から「華金だ〜!」とオールでくったくたになるまで飲んでた僕は、二日酔いを覚ますために、起きて2リットルの水をがぶ飲みして。 

その後、速攻で風呂に入ったんですよね。 

(起きたらほぼ夕方でした) 

 

 

一番風呂だったので、人は4〜5人のみです。 

 

髪を洗って、体を洗って、湯船にGO。 

10分ほどまったり湯船に浸かってました。 

 

…そろそろかな、と出ようとした、次の瞬間。 

 

 

浴室の中で一人が「バターーン!」と後ろに倒れたんですよね。

しかも、頭から。。 

  

ギョッとしたんですけど、何より驚いたのは、その横を平気で2人の社員が通り去っていったことです。 

 

これが、僕はショックで。 

ギョッとした僕はすぐに駆けよって、「だ、大丈夫ですか!?」と話しかけたんですけど、完全にのぼせて意識混濁状態でした。 

  

もちろん、僕の周りにはまだ人がいました。 

具体的には、「3人くらい」です。 

僕以外に人はいたんですけど、ぼくが介抱してたからか誰も関わろうとしなかったんですよね。 

 

さっきの2人同様、我先にソソクサと着替えて出ていこうと。 

  

 

…僕は、ぶっちゃけ怒りが先行して、「すいません、ちょっと手伝ってもらえますか!!!!」と半ば強引に呼び止めました。 

 

そして、一人だけ引き止めることに成功。 

二人ですぐさま更衣室に運び出して。 

 

ホッとしてる暇はありません。 

  

 

「ぼく寮監さん連れてくるので、2分だけ様子見ててくれませんか?!」とお願いして、ダッシュで体拭いて、外へ猛ダッシュ。  

 

少し離れた寮事務所までかけこんで、寮監さんに大浴場まで行ってもらい、バトンタッチ。 

  

ぼくは部屋に財布を取りに戻って、自販機で500mlのミネラルウォーターを買って、ダッシュで大浴場に戻りました。 

 

…  

 

…戻ったら、倒れた人も少しだけ回復した様子で安心しました。ミネラルウォーターを渡して、すぐに飲んでもらって。  

 

結局、5分ほど話してその人は自分の足で部屋に帰っていきました…。 

 

無事、一人救えたわけです。 

  

  

伝えたいこと 

 

困ってる人がいたら「あなたが」助けてあげてください。 

  

今回ぼくが動けたのは、ぼくがガッチガチの田舎出身で 

「助け合いが当たり前の文化で育ったから」なんですよね。マジでそれだけです。  

  

きっと、僕以外の3人も土曜で予定があったんだと思います。 

  

それでも、もしこれが「自分しかいなかったら?」って考えると… 

 

 

ホントに見て見ぬフリする?

…よっぽど共感能力の低いサイコパスじゃない限り、99%助けると思うんですよね。 

   

人は本来優しい生き物です。 

ただ、環境によっては、凶暴で冷酷な生き物にもなります。 

  

だから、この「傍観者効果」を知った“あなたが”手を差し伸べてあげてほしいんです。 

 

たぶん救えるのは、よほど正義感の強いひとか、この記事を読んでくれたあなたくらいですから。  

 

もし集団の中でだれも名乗り出なかったら、あなたが率先して助けてあげてくださいね。 

  

 

常に、救えるのは「あなただけ」だと知っておいてください! 

   

 

最後に 

心理学って、気づかないだけで日常のほとんどの場面で遭遇してるんですよ。 

  

例えば、電車で席が空いているのに自分の隣に座ってこられたら嫌じゃないですか? 

あれは、「パーソナルスペース(対人距離)」という、自分の心地良い空間が侵されてるからなんです。  

 

こういう知識があれば、「あれ?これ、私の心が狭いだけなのかな…」と悩むこともなくなりますし、なんたって「人間関係が劇的に改善」します。 

 

子育て、家族、恋人、そして会社。全ての場面においてこの心理学が役に立つんですよね。 

   

ネットのおかげで繋がりが希薄になってきた現代。 

何が本音で、何が建前なのか…そんなことを見極めることさえも難しくなってきました。 

 

だからこそ、僕は心理学を広めたいんです。 

 

そこで、僕が「これ読んでおけば間違いない!」という本を“1冊だけ”厳選してみました。 

  

 

嫌われる勇気 

 

 

人間の悩みの“10割”は「人間関係」によるものである。  

 

以下のどれか一つでも当てはまるなら、読まないと「必ず損をする」と断言できます。 

  • 苦手な人がいる
  • 「NO」と言えない
  • 最近、気疲れしている
  • 優しくいようとして疲れてしまう
  • 旦那(お嫁さん)がなんで怒ってるのか分からない

  

こういった悩みがある人は、この本を読めば悩みが解決するでしょう。 

 

内容

大ベストセラーである本著は、とにかく「課題の分離」をしろと強く訴えています。  

これは、相手の問題を、あなたが抱える必要はないよ、という意味です。 

  

勇気を出して 

「これは私の問題じゃない」 

と言う事が大事だと言っているんですね。 

 

なぜなら、人間の悩みは“最終的に”人間関係に行き着くからです。 

  • お金がない → いい生活ができずに「世間体」が気になる
  • 痩せたい → 「彼氏」から褒められたい
  • 会社を辞めたい → 「付き合う人」を変えたい

 

と言う風に。最終的には社会的な繋がりに行き着くんですね。 

だけど、この課題の分離ができてないと、どこに言ってもあなたは悩み続けることになります。 

  

ただでさえ、相手が何を考えているのかわからないのが人間です。 

環境に応じて付き合い方を変えるより、基本的なスタイルを決めておいた方が楽になると思いませんか?? 

  

自分の問題と相手の問題の線引きができていれば、あなたが変えられないことで悩む機会はなくなりますからね。 

  

課題の分離、これはあなたを守ってくれるだけでなく、実は「相手への愛」でもあるんです。 

 

…長くなるのでこの辺でやめておきます。 

 

この本は、自分らしさを取り戻すキッカケを作ってくれます。  

 

読むとお得、と言うよりも「読まないと損」ですね。 

ぜひ読んでみてください! 

 

もし読んだ事がある人は、周りの大切な人にぜひ勧めてあげてくださいね! 

  

 

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